
和室
お部屋の紹介

築300年を超える茅葺き屋根の奥、歴史ある蔵の内部を客室としています。当時の構造を活かしているため、お部屋同士は襖で仕切られた続き間の造りです。
一歩足を踏み入れれば、そこには古き良き日本の暮らしが息づいています。国指定文化財の宿で、静かな夜の宿場町を独り占めするひとときをお過ごしください。
築300年の茅葺き古民家と囲炉裏の宿
福島県南会津郡下郷町の大内宿に佇む「本家扇屋」は、江戸時代の宿場町の風情をそのまま残す、築300年以上の民宿です。国の重要文化財に指定された茅葺き屋根の古民家で、囲炉裏を囲んで郷土料理を味わう体験は、まるで侍の時代にタイムスリップしたかのよう。 名物女将「きいこおばあ」の温かいおもてなしも世界中の旅行者から愛されています。大内宿で唯一、伝統的な「蔵」に宿泊できるのもこの宿だけの特別な体験です。
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施設・サービスの特徴
福島県・大内宿は、江戸時代から残る茅葺き屋根の古民家が並ぶ観光名所です。そんな大内宿にたたずむ本家扇屋は、江戸時代の宿場町の風情を色濃く残す民宿で、築300年以上にもなる茅葺き屋根の古民家と白壁の蔵は国の重要文化財にも指定されています。大内宿には現在宿泊できる民宿が2軒のみ残っていますが、その中でも本家扇屋は唯一「蔵」に泊まれる宿として知られています。
江戸時代から残る太い梁には手斧削りの跡が残り、歴史の重みを感じさせます。館内に一歩入ると囲炉裏の煙の香りが漂い、まるで時代をタイムスリップしたかのようなノスタルジックな空間となっています。名物女将の浅沼喜恵子さんは地元では「きいこおばぁ」と呼ばれ、テレビや雑誌にも登場する有名な存在。その気さくで温かな人柄が多くの宿泊客を魅了しています。日本全国のおふくろのような存在になりたいとの願いでこの宿は営まれており、まるで田舎の実家に帰ってきたような居心地の良さとおもてなしにあふれています。静かな山あいの宿場町で、ゆったりとした時間と昔ながらの暮らしの息遣いを肌で感じられる、外国人旅行者にも人気の伝統民宿です。

大内宿の雪景色
江戸時代から残る茅葺き屋根の古民家が並ぶ観光名所




本家扇屋の夕食は、囲炉裏端でいただく会津の郷土料理が自慢です。女将さんが「ここでしか味わえない料理を食べてもらいたい」と心を込めて用意する料理の品数は10品以上にもなり、山菜や自家栽培の野菜、会津産のお米など地元の恵みをふんだんに使ったものばかりです。
囲炉裏の炭火でじっくり2時間かけて焼き上げる岩魚の塩焼きや、柔らかく癖のない新鮮な会津名物・馬刺しは宿泊者から「頭から尻尾まで丸ごと食べられる」「臭みがなく刺身のようで絶品」と評判です。さらに、干し貝柱でだしを取った上品な汁物「こづゆ」や、スルメイカと人参の醤油漬け「いかにんじん」、ニシンの山椒漬けといった伝統料理も並びます。中でも「たけのこ饅頭」は大内宿の名物で、すり下ろした筍と山芋を挽肉に合わせ、餡をとろりとかけた贅沢なおまんじゅうです。ボリュームたっぷりの夕食ですが、どれも手間ひまかけた料理で美味しく、ついつい箸が進んでしまうと好評です。
囲炉裏を囲んで他の宿泊者や女将さんと一緒に郷土料理に舌鼓を打つひとときは、きっと旅の思い出となるでしょう。夕食後には女将さんが近くの神社まで蛍鑑賞に案内してくれることもあり、都会では見られない貴重な光景に感動すること間違いなしです。
一方、朝食は体に優しい素朴な和朝食です。炊き立ての会津産コシヒカリがお櫃でたっぷり供され、野菜中心のおかずやお味噌汁が並びます。派手さはありませんが、一日の活力となるようなシンプルで優しい朝ごはんが評判です。朝から女将さんとの会話を楽しみながら、心温まるおふくろの味に癒やされることでしょう。
客室は6部屋の和室のみで、茅葺き古民家と蔵を改装した趣ある空間です。部屋の広さは6畳~14.5畳まで様々で、ベッドではなく布団を敷いて休むスタイルとなっています。
蔵の内部には1階と2階にそれぞれ客室があり、2階の部屋からは大内宿の町並みを見下ろすことができます。大内宿の家々は基本的に平屋造りのため、蔵の二階客室からの眺めはこの宿ならではの貴重な体験です。江戸情緒あふれる茅葺き屋根の集落を上から眺める。
部屋にはテレビなど現代的な娯楽設備はなく、障子や襖で仕切られた造りは古民家らしい素朴さです。せっかくの旅ではテレビのない静かな時間を過ごしてみるのも一興です。
布団の上げ下げはセルフサービスですが、寝具一式や浴衣、タオル類は用意されています。古い建物ながら清掃が行き届いており、昭和のおじいちゃんおばあちゃんの家を彷彿とさせる懐かしい雰囲気です。少ない客室数のため宿泊者同士や宿の方との距離が近く、アットホームな交流を楽しめるのも民宿ならではです。昔ながらの和の空間でゆったりとくつろぎ、囲炉裏の残り火がほのかに香る夜を過ごせば、旅の疲れもきっと癒やされるでしょう。

本家扇屋には、いわゆる大浴場や天然温泉の浴場はありませんが、家族風呂スタイルのお風呂が用意されています。築300年の古民家ですが、水回りは増築されており清潔で現代的な造りのお風呂です。
宿泊者ごとに交代で貸切利用するため、他の人に気兼ねなくゆっくりと入浴できます。夜の入浴はもちろん、朝風呂も利用可能で、大きな窓から差し込む朝の光を感じながら湯に浸かる時間は格別だといいます。お湯そのものは温泉ではないものの、「田舎のばあちゃん家のお風呂に入っているようで落ち着く」と感じる人も多く、旅の疲れを癒やすのに十分な心地よさがあります。
扇屋から車で約15〜20分のところにある湯野上温泉には、天然温泉や足湯を楽しめるスポットがあります。温泉を楽しみたい方は、こちらのスポットと合わせた旅行プランを検討してみてください。
本家扇屋に泊まる最大の魅力は、大内宿の暮らしと文化を肌で感じられる特別な体験ができることです。日中は年間100万人もの観光客でにぎわう大内宿ですが、夕方5時を過ぎ観光客が去ると嘘のように静けさが訪れます。宿の周囲から聞こえるのは茅葺き屋根の軒下を流れる用水路のせせらぎだけ。まるで江戸時代の宿場町に迷い込んだような幻想的な静寂の中で、ゆっくりと夜が更けていきます。
天気が良ければ満天の星空が降り注ぎ、山里ならではの美しい星を眺めることもできます。朝は早起きして集落内を散策してみましょう。観光客が訪れる前の時間帯は地元の人々が生活する音だけが聞こえ、江戸から続く本来の大内宿の暮らしを垣間見ることができます。人気のない町並みを歩けば、タイムスリップしたような気持ちになるでしょう。さらに希望者には女将さんが古民家や蔵の歴史について語りながら館内ツアーを行ってくれるため、「茅葺き屋根の構造や蔵座敷の由来などを学ぶこともできますよ。
そして何より特筆すべきは、人情味あふれる女将・喜恵子さんとの触れ合いです。明るく朗らかな喜恵子さんは「人が好きで、お客様の『うんめぇなぁ(美味しいなあ)』という笑顔を見るのが何より嬉しい。ここを実家だと思ってまた帰ってきてもらえる宿にしたい」という思いで宿を守っておられます。その言葉通り、女将さんは各地から訪れる旅人一人ひとりをまるで本当の家族のようにもてなしてくれます。夕食時には女将さん自ら囲炉裏端に座り、会津弁丸出しのユーモアたっぷりな会話で場を盛り上げてくれます。会津の方言が名付けられた地酒(「こでらんに」「なじょすっぺ」「さすけね」)を酌み交わしながら「こでらんに~!(=たまらない最高!)」と笑いあえば、同じ日に宿泊している宿泊客同士の距離も縮まります。季節によっては女将さんが宿泊者を近くの神社まで案内し、ホタル鑑賞や地元のお祭り見物に連れて行ってくれることもあります。名物女将との何気ない会話や触れ合いの中に、その土地の文化や人情を感じられるのが本家扇屋ならではの体験です。

見送りの際には「また帰ってきんしょ(帰ってきてね)!」と笑顔で声をかけてくれる女将さん。その姿に別れを惜しみつつ宿をあとにする頃には、旅人もすっかりこの宿と大内宿のファンになっていることでしょう。歴史と人情に触れる特別な旅をぜひ体験してみてください。
本サービスは予約リクエスト型を採用しています。弊社で宿泊施設の空き状況を確認のうえ、最適なお部屋とプランをご案内いたします。在庫確認後、LINEにてご提案をお送りし、お客様の決済完了をもってご予約が確定となります。


〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本36
お車でお越しの場合
東京方面より:
東京から東北自動車道で白河I.Cへ向かい、国道289号(下郷町方面)を経由
仙台方面より:
仙台から東北自動車道で須賀川I.Cへ向かい、国道118号(下郷町方面)を経由
電車でお越しの場合
東京方面より:
浅草駅から東武鉄道(リバティ会津)で会津高原尾瀬口駅へ行き、会津鉄道(リレー101号)に乗り換えて湯野上温泉駅下車
仙台方面より:
仙台駅から東北新幹線で郡山駅へ、JR磐越西線で会津若松駅へ、会津鉄道で会津田島駅を経由し、リレー101号で湯野上温泉駅下車
駅から宿まで:湯野上温泉駅よりタクシーで約10分
旅館名
本家扇屋
住所
〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本36
お風呂
| 泉質 | |
| 掛け流し |
設備・特徴
共通アメニティ