久能山東照宮

時が止まった、白壁の宿場町。筑後の風情を歩く。

久能山東照宮の概要

(写真)

「久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)」は、静岡県静岡市駿河区の久能山(標高216m)に位置する、徳川家康公をご祭神として祀る全国初の東照宮です。

1616年に75歳で生涯を閉じた家康公の「遺骸は久能山に葬るように」という遺言に基づき、二代将軍・秀忠公によって造営されました。その後、日光東照宮が建てられましたが、久能山東照宮は徳川家康公を祀る神社の根本原理として、現在も特別な信仰を集めています。2010年には、本殿・石の間・拝殿が静岡県内の建造物として初めて国宝に指定され、歴史ファンのみならず多くの観光客が足を運ぶ静岡屈指のパワースポットとなっています。

久能山東照宮の見どころ

最大の魅力は、江戸時代初期の最高峰の建築技術と芸術が結集された絢爛豪華な社殿です。漆塗りの極彩色に彩られた「権現造(ごんげんづくり)」の建造物は、見る者を圧倒する美しさを誇ります。

社殿の至る所には、平和への願いが込められた獏(ばく)や、親子の情愛を表す鳥獣など、精巧で色鮮やかな彫刻が施されています。一つひとつの彫刻に込められた意味や職人の技をじっくりと観察しながら歩くと、より深い感動を味わうことができるでしょう。さらに奥へ進むと、家康公の遺骸が納められているとされる神聖な「神廟(しんびょう)」があり、厳かな空気に包まれます。

楽しみ方・おすすめの過ごし方

久能山東照宮へのアクセスは、大きく分けて2つのルートがあります。

1つ目は、前回の記事でもご紹介した「日本平夢テラス」がある日本平山頂から「日本平ロープウェイ」でアクセスするルートです。約5分間の空中散歩では、眼下に広がる駿河湾や屏風谷の絶景、四季折々の自然を楽しむことができ、体力に自信がない方にもおすすめです。

2つ目は、山の麓(久能山下)から1,159段の石段を表参道から登るルートです。「1159(いちいちごくろうさん)」の語呂合わせで知られるこの石段はつづら折りになっており、登るにつれて駿河湾の美しいパノラマが視界に広がっていきます。心地よい汗をかきながら、かつての武将たちも歩いたであろう同じ道を自分の足で登り切った時の達成感は格別です。

参拝後は、境内に併設されている「久能山東照宮博物館」にもぜひ立ち寄ってみてください。家康公が実際に着用したとされる重要文化財「金陀美具足(きんだみぐそく)」をはじめ、歴代将軍の武具や刀剣、スペイン国王から贈られた洋時計など、徳川家ゆかりの貴重な宝物が多数展示されています。

日本平からの絶景、ロープウェイの空中散歩、そして極彩色の国宝建築。静岡の歴史と自然をダイナミックに感じられる、見どころ満載のスポットです。

大﨑庸平

近くのパン屋さん

大﨑庸平

近くのパン屋さん

大﨑庸平

白壁の街並みあるショップ

大﨑庸平

白壁の街並みあるショップ

基本情報

スポット名:久能山東照宮

営業時間:9:00~17:00(※受付は終了10分前まで)

定休日::年中無休

料金

・社殿拝観:大人 500円、小・中学生 200円

 ・博物館入館:大人 400円、小・中学生 150円 ・共通券(社殿+博物館):大人 800円、小・中学生 300円 (※時期や改定により料金が変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください)

駐車場:あり(日本平山頂のロープウェイ乗り場無料駐車場、または久能山下側の民間有料駐車場を利用)

アクセス

住所:静岡県静岡市駿河区根古屋390

交通方法

ロープウェイ利用:JR「静岡駅」からバスで約40分、「日本平ロープウェイ」下車、ロープウェイで約5分

石段(徒歩)利用:JR「静岡駅」からバスで約40分、「久能山下」下車、1,159段の石段を徒歩で登る(約20分)

近くのおすすめの旅館をご紹介

いそのさわ

特筆すべきは、酒樽を再利用したバレルサウナと、実際の醸造タンクを改装した水風呂での「ととのい」体験。柔らかな仕込み水に全身で浸かり、夕食にはナポリピッツァの名手とのコラボ料理を地酒と共に堪能。一升瓶をリメイクした照明が灯る大広間で、大切な人と夜更けまで語らう至福のひとときを。

詳しく見る >

周辺の宿