新潟県・十日町エリアは、日本有数の豪雪地帯として知られ、豊かな雪解け水が大地を潤す「食の宝庫」です。日本三大薬湯の一つに数えられる松之山温泉や、広大なリゾート地を擁し、四季折々の風景と美食を求める旅人にとって最高のデスティネーションといえます。
今回は、Ryokanbookが自信を持っておすすめする2つのフルーツ園と、それぞれの体験を極上の「食」と「湯」で癒やす厳選宿をご紹介します。各施設、無料駐車場を完備しているため、お車で越後路の自然を感じながら、自由な旅をお楽しみください。
十日町エリアでフルーツ狩りを楽しむ魅力
十日町エリアでフルーツ狩りを楽しむ最大の魅力は、厳しい冬を越え、ミネラルを豊富に含んだ雪解け水が果実の甘みを最大限に引き出している点にあります。
新潟限定のブランドいちご「越後姫」から始まり、夏にはブルーベリー、秋には大粒のぶどうや梨、そして珍しいサルナシや栗まで、多種多様な旬の味覚をその場で味わう贅沢はこの地域ならではの体験です。特に信濃川の清流や美しい棚田の風景に囲まれた開放的なロケーションでの収穫は、都会の喧騒を忘れさせる精神的なリフレッシュ効果をもたらしてくれます。
それではここから、十日町エリアで特におすすめしたいフルーツ園を3つご紹介します。
【十日町のフルーツ収穫時期目安】
いちご: 1月中旬〜6月中旬
ブルーベリー: 7月上旬〜8月上旬
ぶどう: 8月下旬〜10月中旬
梨: 9月中旬〜10月中旬
栗: 9月中旬〜10月中旬
りんご: 10月中旬〜11月下旬
1. いちごはうす

いちごはうすの一番の魅力は、新潟県が誇るブランドいちご「越後姫」を、雪深い冬から初夏まで長期間楽しめる点にあります。高設栽培を採用しているため、腰をかがめることなく楽な姿勢で収穫でき、小さなお子様からご年配の方まで、どなたでも安心して楽しめるのが特長です。
こちらの園では、地下水を利用した温度管理により、外の雪景色を眺めながら温かいハウス内で真っ赤に熟した大粒のいちごを堪能できます。越後姫特有の芳醇な香りと、とろけるような柔らかさ、そして強い甘みを自分で見極めて摘み取るプロセスは、まさに冬の新潟で見つける「赤い宝石」探しのようです。

さらに特筆すべきは、新潟県外ではなかなかお目にかかれない「越後姫」そのものの希少性です。この品種は果皮が非常に柔らかく、長距離輸送が困難なため、まさに「摘みたてをその場で食べる」ことこそが、その真価を味わう唯一の方法といえます。口に入れた瞬間に広がる濃厚な甘みと、ジュワッと溢れ出す果汁の多さに、多くの来園者が驚きを隠せません。

また、収穫体験そのものにも「知性」を要する楽しみがあります。どの果実が最も熟しているか、色味や形の張りを見極めるプロセスは、まさに自分だけの最高の一品を選び抜く戦略的なプレーのようです。隣接する「ベジぱーく」では、地元の新鮮な野菜や特産品も揃っており、フルーツ狩り後のショッピングもラグジュアリーなひとときとして楽しめます。
新潟ブランドいちごの芳醇な美味しさに魅了されます!

(写真引用:公式HP より)
スポット詳細
スポット名:いちごはうす
住所:新潟県十日町市水口沢1031-1
駐車場: あり(無料)
公式サイト:なし
おすすめの宿【雪の家 古澤邸】
特徴:どこか懐かしい雰囲気が漂う、温かなおもてなしが自慢の宿。
詳細: 日本一の呼び声高い魚沼産コシヒカリと、地元の旬の食材をふんだんに使った手作り料理が楽しめます。フルーツ狩りで楽しんだ後は、実家に帰ったような安心感の中で、静かに流れる雪国の時間をご堪能ください。

2. 黒沢観光栗・さるなし園

「黒沢観光栗・さるなし園」の魅力は、十日町の自然そのものを味わえるような、珍しい果実の収穫体験にあります。特に注目すべきは、ビタミンCが豊富で「幻のフルーツ」とも呼ばれるサルナシや、ツヤツヤと輝く大粒の栗です。これらは、自然が自ら美味しくなろうとする力を最大限に引き出す栽培方法によって育てられています。

こちらの園では、里山の風景に溶け込むような素朴で温かな雰囲気の中で収穫を楽しむことができます。自分の手でイガから取り出したばかりの栗や、完熟したサルナシの濃厚な味わいは、都会のスーパーでは決して出会えない最高のご馳走となるでしょう。自然のサイクルを大切にした管理が、果実本来の力強い旨味を支えています。
この園が守り続けているのは、十日町の「里山の知恵」です。サルナシは、かつて山で働く人々が喉を潤した貴重な栄養源であり、その滋味深い味わいは、この土地の歴史と深く結びついています。一粒一粒を丁寧に手摘みすることで、厳しい自然環境の中で力強く育った植物の生命力を、ダイレクトに体感することができます。
いつもとは違う、大自然に囲まれた環境で特別な収穫体験をしてみませんか?

卓越した品質を支えているのは、目に見えない土壌への献身的な管理です。広い園内では除草剤を極力使わず、刈り取った草がそのまま自然の堆肥になるサイクルを大切にしています。モグラが掘り起こしたフカフカの土壌は、まさに生命力の塊。子供たちにも安心して食べさせたいという想いが、その力強い味わいに宿っています。
スポット詳細
スポット名:黒沢観光栗・さるなし園
住所:新潟県十日町市伊達甲1177
駐車場: あり(無料)
公式サイト:なし
おすすめの宿【酒の宿 玉城屋】
酒の宿 玉城屋
特徴: ミシュランガイドにも掲載された、日本酒とフレンチのペアリングが楽しめる美食の宿。
詳細:日本三大薬湯の一つ「松之山温泉」を源泉かけ流しで堪能。園主自らが厳選した地酒と、収穫の喜びを分かち合うような独創的な料理の数々は、大人のための静かな休日を演出します。

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