伊賀焼窯元 長谷園

現代の暮らしに合わせた伊賀焼

伊賀焼窯元 長谷園の概要

「伊賀焼窯元 長谷園(ながたにえん)」は、三重県伊賀市丸柱にある天保3年(1832年)創業の老舗窯元です。「作り手は真の使い手であれ」という精神のもと、伊賀の粗土を用いた伝統的な伊賀焼の技法を守りながら、現代の暮らしに合わせた革新的な土鍋を数多く生み出しています。火加減いらずでかまどで炊いたようなふっくらとしたご飯が炊ける大ヒット商品「かまどさん」を手がけたことで広く知られており、敷地内には江戸時代から続く国の登録有形文化財の登り窯や大正時代の洋館が保存され、伊賀の一大観光スポットとして人気を集めています。

伊賀焼窯元 長谷園の見どころ

最大の魅力は、伊賀焼の歴史とものづくりの息吹を肌で感じられる広大な敷地そのものです。中でも見逃せないのが、16連の胴木窯を持つ壮大な「登り窯」です。昭和50年代まで実際に使われていたこの窯は、日本の窯業の歴史を伝える貴重な文化財として圧倒的な存在感を放っています。また、敷地内に点在する大正館や主屋などの歴史的建造物は、どこを切り取っても絵になるノスタルジックな空間です。各展示室では、職人たちが丹精込めて作り上げた土鍋や食器がズラリと並び、実際に手に取ってその温かみや使い勝手を確かめることができます。

楽しみ方・おすすめの過ごし方

自然豊かな伊賀の山あいに位置する長谷園を訪れたら、まずは敷地内をゆっくりと散策してみましょう。趣のある登り窯やレトロな洋館を見学し、タイムスリップしたような歴史的な風情を味わうのがおすすめです。

散策の後は、ショップでお買い物を楽しみましょう。一番人気の炊飯土鍋「かまどさん」はもちろん、燻製が手軽にできる「いぶしぎん」など、毎日の食卓を豊かにする多彩な調理器具が揃っています。使い方やお手入れ方法についてスタッフが丁寧に教えてくれるため、初めて土鍋を購入する方でも安心です。料理が好きな方への贈り物や、自分へのご褒美として、長く愛用できる一品を選ぶのがツウな過ごし方です。

また、事前予約をすれば作陶体験も可能で、自分だけのオリジナルの器を作ることもできます。毎年ゴールデンウィークに開催される「窯出し市」では、アウトレット品の販売や伊賀の特産品を扱う屋台が並び、全国から数万人が訪れます。日常を離れ、土の温もりと豊かな自然に癒されながら、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりのスポットです。

基本情報

・スポット名:伊賀焼窯元 長谷園(いがやきかまもと ながたにえん)

・営業時間:9:00~17:00 

・定休日:火曜日(祝日の場合は営業)、お盆期間、年末年始

・料金:かまどさん 三合炊き 13,200円 など ※入場無料

・駐車場:あり(無料・約100台)

住所:三重県伊賀市丸柱569

アクセス

・公共交通機関:伊賀鉄道「上野市駅」からタクシーで約20分、またはJR「伊賀上野駅」からタクシーで約15分

・車:名阪国道「壬生野IC」から車で約10分