富士山本宮浅間大社

富士山を御神体とする、全国1,300余社・浅間神社の総本宮

富士山本宮浅間大社の概要

「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)」は、静岡県富士宮市宮町に鎮座する神社です。全国に1,300余社ある浅間神社の総本宮であり、駿河国一宮(旧官幣大社)で、東海地方最古の社とされています。御神体は富士山、御祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと/別称・浅間大神)です。

その起源は、富士山の噴火を鎮めることにありました。社伝によれば、富士山の大噴火で周辺住民が離散し荒れ果てた状態が続いたため、第11代垂仁天皇の3年(紀元前27年)に浅間大神を祀って山霊を鎮めたのが当大社の始まりと伝えられています。富士山を鎮めるために浅間大神を祀ったのは当大社が最初であり、全国にある浅間神社の起源ともなっています。 2013年(平成25年)6月には、世界文化遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつに登録されました。

富士山本宮浅間大社の見どころ

見どころのひとつが、徳川家康が寄進した壮麗な社殿群です。慶長9年(1604)に徳川家康が造営したもので、当時の建物で現存するのは本殿・幣殿・拝殿・楼門です。本殿は「浅間造り」と称される二重の楼閣造で、その構造は他に例がなく、国宝や重要文化財として特別の保護を受けています。

もうひとつの象徴が、境内の東脇に湧く「湧玉池(わくたまいけ)」です。富士山の雪解け水が何層にもなった溶岩の間を通って湧き出すもので、国の特別天然記念物に指定されています。古くから富士山の登山者は、この霊水で禊ぎをして登山する習わしがありました。毎日約20万トンもの湧水が溶岩の合間から湧き、1年を通してほとんど増減がなく、水温も13℃前後で一定しています。また、木花という御神名から桜が御神木とされ、境内には500本もの桜樹が奉納されています。

春には桜の名所として賑わいます!

楽しみ方・おすすめの過ごし方

JR身延線「富士宮駅」から徒歩約10分。大鳥居をくぐって参道を進み、楼門から拝殿へと歩を進めてお参りするのが基本の流れです。御祭神の木花之佐久夜毘売命は、火中出産の故事にちなみ、家庭円満・安産・子安・水徳の神として、また火難消除・航海・漁業・農業などの守護神として全国的な崇敬を集めています。縁結びや安産、家庭の平穏を願って訪れるのもおすすめです。

参拝を終えたら、拝殿に向かって右奥にある湧玉池へ。水源の上の岩場には朱塗りで優雅な末社「水屋神社」が建ち、その手前の水飲み場では富士山の湧水を味わうこともできます。透き通った池と、そこから流れ出す神田川沿いの遊歩道を散策すれば、富士山の恵みを肌で感じられます。晴れた日には富士山を望む絶景も楽しめます。

季節の祭礼に合わせて訪れるのも一興です。源頼朝が奉納したことに始まる「やぶさめ祭」(5月)、「富士山開山祭」(7月)、秋の例祭(11月)などが行われます。参拝後は、大鳥居前の「お宮横丁」で名物の富士宮やきそばを味わったり、徒歩圏内の富士山世界遺産センターに立ち寄ったりと、富士宮の街歩きとあわせて半日観光として楽しむのが定番の過ごし方です。御朱印やお守りの授与も受けられます。

基本情報

スポット名:富士山本宮浅間大社

営業時間:4〜9月 5:00〜20:00/3・10月 5:30〜19:30/11〜2月 6:00〜19:00 ※祈祷受付は8:30〜16:30

定休日:なし

料金:拝観無料

駐車場:あり(有料。1時間200円/1日最大1,500円)※参拝者は30分以内の出庫無料、祈祷者は2時間無料
側・南側など)

アクセス

住所: 〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1

交通方法
・公共交通機関:JR身延線「富士宮駅」から徒歩約10分

・車:新東名「新富士IC」より西富士バイパス経由で約15分/東名「富士IC」より西富士バイパス経由で約20分

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